2017年9月7日木曜日

ハロー張りネズミ 8話 ドラマレビュー64

今回は人情探偵物、ドラマの中でも出てくる幸せの黄色いハンカチをオマージュしたような感じになっている。五郎とグレが昼飯を食いに行った中華料理店のコック、栗田精二。
栗田には若い頃やくざな時代があり、足を洗っていたが昔の仲間が再び現われて、またやくざな世界に引き込もうとされて色々と邪魔を受けていた。

或る日、店に現われ大切なラーメンのだしの中に悪戯をして、営業を妨害しようとしたため
カッときてそのチンピラを殺してしまう。殺した後の姿を子供に見られてしまい、服役して
今は社会復帰を果たした。

しかし、栗田には脳腫瘍がありもう残り時間が無いので最後に子供に会って謝りたい
そう思っていたのだ。そこであかつか探偵事務所を訪れた。話の中で五郎が担当する予定だったが体調を崩しグレが担当することになった。

ストーリーを進めるに従って、あまりに切ないストーリーがあり現実にありそうだと感じるところだった。オカルトもの、起業物と扱う事件が行ったり来たりしていたがここへ来て
事件の内容が急に人情系になって来た。

しかしながら国村隼の演技が相当良い感じだった。いつもは訳知り顔の嫌な役が多い
が今回は少し影のある役もこなせることが解った。また、再現フィルム女優の上村依子さんも出演し脇をがっちり固めている。






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